1982-05-12 第96回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第4号
これまで九回に分けて検証を実施いたしておりますが、去る四月十九日の第九回目の現場検証は、ガスの突出部位を確認するため、ガスの突出部位と推定をされる北第五上段ロングゲートの立ち入り分岐地点から引き立て側十三メートルの間について実施をいたしましたが、壁面の状況あるいは立て入り坑に設けられた十五本の鋼枠の飛散状況等から、ガスの突出部位は引き立て地点のさらに奥方向にあるものと判断されるのでありますが、最終的
これまで九回に分けて検証を実施いたしておりますが、去る四月十九日の第九回目の現場検証は、ガスの突出部位を確認するため、ガスの突出部位と推定をされる北第五上段ロングゲートの立ち入り分岐地点から引き立て側十三メートルの間について実施をいたしましたが、壁面の状況あるいは立て入り坑に設けられた十五本の鋼枠の飛散状況等から、ガスの突出部位は引き立て地点のさらに奥方向にあるものと判断されるのでありますが、最終的
その他、このような落盤あるいは山はね関係の対策といたしましては、沿層坑道の展開から岩盤坑道の展開への切りかえ、あるいは坑道の鋼枠でございますが、Iビームの強度のより強いものを使用する、枠間を短縮していくというようなことで、坑道支保の強化を図っておる次第でございます。 また、そのほか応力集中を減少させるような採炭計画も実施していく。
坑木は戦後におきますいわゆる炭鉱の合理化というものの一環といたしまして、鉄柱カツペ、鋼枠の問題が相当いわれて参りました。これを使いますことによりまして、人件費を節約し、出炭能率を上げる、従つて経費が節減できるという一連の合理化施策がはつきりしておるわけでございますが、これにつきましてもなかなかイニシャル・コストが高いという意味で、あまりまだ活発には進んでおりません。